【番外編】占いに行ってみた。
水曜夜10時からの番組 「突然ですが占ってもいいですか?」の影響を受け、占いに行ってみました。今回は博多駅の地下一階にある、ルルドの部屋へ。
ここは気学、四柱推命、西洋占星術、タロットカードな幅広い占いを行っているそうですが、私は生年月日占い、20分3000円コースをやってみることにしました。内容は仕事運と恋愛運。
担当は優しそうな50代ぐらいの女性。出会って一発目に言われた言葉が「独立を考えてる?」だったのでちょっと驚きました。以下、私が占いで言われたことを列挙します。
【仕事】
・独立は今じゃない。手あたり次第にやるのもいいけど、やる前によく考えたほうがいい。足元に目を向けていろんなことに挑戦するべき。
・今年と来年は運気がよい。しかし、今年自体の運気があまりよくないので波に乗りにくい。
・「官」という名前の入った仕事がよい。警察官とか裁判官とか。特に教師など、力強い仕事はかなり向いている。あと、夜の水商売も向いている。
・仕事の星を持っている。
【恋愛】
・今年、来年に出会いはない。
・2年後に知り合う女性とお付き合いをすることになり、3年後その人と結婚をする可能性がある。逃すと当分出会いはない。
・お相手は似たような人で、明るく、よくしゃべり、いっぱい食べる人。
・子どもが生まれたらその子どもをめちゃくちゃかわいがる。というか子どもが好きであなたは子どものことを思う人。
・残念ながら、あなたに女の星はありません。
ああああああああああ最後のいらないよ占い師さん。
ここからは占いを受けた感想を書きます。
①人間は欲しいと思っている言葉を無意識に覚えていて、それ以外は都合よく忘れる。
占いでも相談でも、自分にとって嬉しいことを言われるとその人に心を許す。そして、当たってないなーっていう言葉はいつの間にか忘れている。占い終了後、私は言われて嬉しいことしか覚えていなかった。女の星がないっていうのははっきり覚えてるけど(笑)
②ハロー効果
今日言われたことを知らない人に言われるのか占い師という職業の人に言われるのかで、受け止める気持ちは大きく変化してくると思う。例えば、まったく知らない人から「あなた疲れてるね」って言われるとなんだこの人ってなるけど、占い師から言われると、何かそこに意味があるような気がしてならない。というかむしろ、自分で疲れている何かを探そうという心理が働く。「確かに最近落ち込みやすい。。。」的な。肩書は人の心理的側面に大きな変化を及ぼす。
③言葉の定義
例えば「あなたは男らしい部分がありますね。」って言われたとき、私みたいなガツガツ系男子はすぐ納得ができるけど、そうじゃない人は「確かにそういう側面も、あるにはある。」と特定の瞬間を思い出してその言葉に当てはめようとする。ほら、受験とかで難しい大学を受験したり、海外に行ってみたりとかそういう瞬間あるじゃん。そして人間の性格には様々な側面があり、それを一つの言葉で定義づけるのはとても難しい。占い師はもしかしたら、解像度の低い抽象的な言葉を使用して、大まかにその人の性格を言っているかもしれない。(今日占いを受けた感じでは)
④占いビジネスってすごい
占いが終わった後、自分が少々納得がいかなかったことに対して、「いや、そんなはずはない。もっと当たる占い師のところに行きたい。」と素直に思った。でも、ここで皆さん考えてみてください。占いとは未来を断定するものではなく、あくまでも一つの予想にすぎません。そして自分が納得するって結局自分が望んでいる言葉をかけてもらうことであるということもお忘れなく。でも、また占いたいってなったから、やっぱ占いすげえ。
【満足度】 測定不能
今回は自分の未来を知りたかったわけではなく、シンプルに興味があって行った。結果当たってたり、当たってなかったり、そしてそこからいろんなことに気づけたなーという感じで終了。まぁ占いに行かなくても、自分には親身に相談に乗ってくれる人がたくさんいるからそれでいいやって気持ちになった。また、自分が人の個性に関する授業や取り組み(このブログの本筋)
をやっていて「人の個性は言葉で説明できるほど簡単にはできてない。」ということに最近気づいた。もちろん悩んだ時の選択肢として、占いというカウンセリングを受けることは悪いことではない。やる前から「信じない」と一蹴するよりも、やってみて判断すればいいだけの話。そして今回の占いから得た教訓は
自分の人生は自分で決めること。
人の意見は「参考」にすること。
である。
帰りにラーメン食べて今日は終わり。
次回はヨガに挑戦します :)